平成19年度 大相撲神戸場所


※右側(西方)の画像をクリックすると、一つ下(次の段)の画像にジャンプします。


東 方

西 方


ここからは、髪結実演です。これは、床山が力士の大銀杏を結う
業(わざ)を披露するもの。モデルとなっているのは、礼儀正しさで
人気の豊真将です。これは始めの、『元結い』をするところ。力士の
髪って、実は髷をほどくとこんなに長いって、知っていました?余裕
で肩まではある。女性の髪の様な長さです。拡大版はこちら

グイ〜っと髪を引っ張られる、これが髷を結おうとする段階。慣れて
いない新米の床山だと、このとき髪を引っ張り過ぎて、力士が「イタタ
タタ〜!」と声を上げる事もあるのだとか。こちらの床山さんはもうベテ
ラン。モデル役の豊真将も、静かに身を委ねます。力士にとって、この
髪結いの時間というのは、精神統一をするための時間となります。



すき油と呼ばれる瓶漬け油を髪に馴染ませ、糸で髷の根元となる
部分をくくり、櫛を入れて髪の内部を膨らませて、大銀杏の基となる
形を仕上げていきます。見事な手さばきです。拡大版はこちら

髪の下半分は、完全に大銀杏を結った時の形となりました。
あとは上の部分だけ。仕上がりは近いです。



さあ、いよいよ仕上がりました。これは実演のため、かなりの短縮
バージョンで披露していますが、実際は20分ぐらいかかるそうです。

観客から拍手喝采の中、モデル役の豊真将が一礼をします。
きれいに完成しました。お疲れさまでした。



さあ、ここで十両の取り組みです。観客から一際拍手が沸き起こ
ったのは、このピーンと伸びる見事な四股の片山でした。

この場面、実は取り組みをした両力士がハッスルし過ぎて、最後、
負けた力士がお客さんのところにまで倒れこんでいきました。
思わず仰天したお客さんも、避けようとして間に合わず、デングリ返し
に。頭が床にぶつからないよう、後ろのお客さんが手で支えます。
ちょっとしたハプニングに館内も注目でしたが、当の力士は「大丈夫
ですか?すみません。」と、照笑いをしながら、ただただ恐縮のてい。



こちら、手前は霜鳳(?)でしょうか?そして顔は安壮富士で、
勝負前、真剣に睨み合っている・・・・・ように見えますが、
よ〜く見ると何だか顔は・・・・・、笑っています。

さて、お次は横綱の、『綱締め実演』です。白鵬がモデルとなり、
まずは先頭の付き人が、横綱を手に持って土俵に登場しました。
続いて、まだ綱を締めていない上体の白鵬が土俵に上がります。
横綱というのは、もちろん位(階級)の名称ですが、実際の『横綱』
という物自体が、こうして存在しているわけなのですね。本当に
太い綱です。重さは4〜5kgぐらいあるとか。純白の、まさに極限
までねじり上げた、堂々たる『綱』であります。そして横綱というのは
神聖な物であるため、綱締めを行なう力士は全員が、木綿の手袋
を着用しています。素手で綱には触りません。拡大版はこちら



横綱・白鵬がいざ土俵中央に。そして付け人が足早に土俵に
上がり、それぞれの所定の位置に付きます。その数、計6名。
横綱というのは、これだけの人手を借りて締められるのです。
太い横綱が、今、白鵬の体に巻かれんとしています。

綱締めの作業は、特にチームワークが問われます。選りすぐりの
力士しか、担当出来ない事でしょう。前に立つ付き人の肩に両手を
置き、体を預ける白鵬。そして横綱が注意深く、まずは前から
取り付けられ、後ろのほうへと回していきます。



綱に緩みの無いよう、しっかりと両方向から引っ張って、体に固定
させます。「せーの、ヨイショ!ヨイショ!」といった感じで、力士である
付け人にとっても、かなりの重労働だと思われます。引っ張る双方の
角度や、力加減のバランスも大切です。拡大版はこちら

向こうの観客席から、『ピカーッ』とフラッシュも焚かれる中、
不知火型の輪っか作りに入ります。まずは結び目をしっかりと
固めて、ほどけないように安定させます。



この段階までくると、もう横綱は白鵬の体にしっかりと
締められており、不知火型の輪っかを作って仕上げに入ります。

いよいよ完成してきました。最後、輪っかをしっかりと結びます。
不知火型は、輪っかが2つあります。拡大版はこちら



完成した横綱を披露する白鵬。こちら側の観客に一礼した時。

こちら体育館の壁のほうでは、ものすごい人だかりと撮影の嵐が
発生していました。大関・琴欧洲が、取材を受けているのです。
大関のすぐ目の前に外国人の姿が見られ、恐らく神戸在住のブル
ガリア人か誰かからの取材を受けていたのではないか?と予想して
いたのですが、とにもかくにも、角界のベッカムの人気は物凄い!



幕の内土俵入りです。土俵上、朝赤龍が実に楽しそうな笑顔を見せ
ていますね。この朝赤龍、花道で待機中の時も、前にいた稀勢の里
にものすごくニコ〜ッとしながら、ジャレ合っている感じだったのです。
その時の朝赤龍の表情を撮り損ねたのが、残念!ところで、実はこの
土俵入り、 稀勢の里が土俵に上がる時、思いっきりコケていた(多分
ワザと)のです。「おやま、こんなネタをかましてくれるんだ。」と、嬉
しくなりましたね。そしてこの画像の稀勢の里、隣の時天空に手を取
られ、「どーも、お見苦しいところをお見せして、すみません。」と、頭
をペコペコ下げています。稀勢の里の意外性を発見した瞬間・・・・・。

全員が土俵に上がり、中央に向き直ったはいいですが、真ん中に
写る豊ノ島、こちらも実に楽しそうですね〜。破顔一笑とばかりに、
笑顔を見せています。けど、いいですワ〜。拡大版はこちら



先ほどまでが東方で、こちらは西方幕の内土俵入り。一番右に
写る黒海は、何やら腕を伸縮して体操をやっているみたいですね。
そしてその隣の普天王や、左にいる露鵬も、ニコやかな顔付きです。
こういうのも巡業らしさですよね。ごく普通の表情をしているのが
土佐ノ海(露鵬の右)、そして高見盛は、何やら遠くを見つめる様な
表情になっていますよ。どういうモードなのですか(笑)?そして
画面下端、私のすぐ前の観客は、デジカメで高見盛しか撮っていな
い様な・・・・・(笑)。贔屓にしているのですね。拡大版はこちら

土俵を周る西方幕内力士の上位陣ですが、画面左、安馬をご覧
下さい。かわいい赤ん坊を抱いております。そう、巡業では、観客
からのリクエストに応えて、この様なサービスも行なわれるのです。
写真ではよく見た事がありますが、生で見たのは初めてでした。
子ども好きの私としては、見れて一番嬉しかった場面ですね。
それにしても安馬の顔付きが優しい・・・・・。拡大版はこちら



赤ん坊を観客に向けて手を振り、ファンサービスをする安馬。
そしてその2人後ろ、琴欧洲も実に嬉しそうに、ファンに手を振って
歓声に応えています。こういう一体感こそ、巡業の醍醐味!

そして琴欧洲の後ろ、しんがりを務める千代大海も、赤ん坊を
抱いています。『闘魂』・『ヒール』の千代大海も、実に柔和な表情。
その前の琴欧洲は、もっと柔和な表情。拡大版はこちら



ほかの全員が土俵を降りた後ですが、千代大海は土俵上に立って
、記念撮影に応じています。赤ん坊と共に、しばしの『モデル協力』。
巡業だからこそ出来る、気の利いたサービス。画面左端では、呼び
出しが檜を持っておりますが、決して「はよう進めい!」と促している
のではありませんので、念のため。拡大版はこちら

続きまして、横綱・白鵬土俵入りです。直前の秋場所では、
横綱として初の優勝も成し遂げ、朝青龍不在の場所、責任を
果たした白鵬。先ほど実演で締めた綱も誇らしげに、登場。



私の席からは、横綱土俵入りはこの様なアングルとなりました。
それにしても、堂々たる土俵入りの後姿を、これほど間近で
見る事というのが、普段あるでしょうか?拡大版はこちら

せり上がりも、ご覧の角度での拝見となりました。不知火型の土俵
入りを真横から見たのは初めてだったのですが、大きく両手を広げた
大鷲のごとき姿を、この格好で見るのもいいですね。拡大版はこちら



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