
東 方 |
西 方 |
![]() 6年連続通算8回目となった名古屋場所観戦。今年は名古屋 では初めて、『日馬富士』ののぼりがお目見えしました。前場所 念願の初優勝。この力士が主役で、この場所は始まりました。 |
![]() こちらも旭天鵬、垣添といったベテラン力士の四股名と、 新鋭の猛虎浪、山本山の四股名が風になびいています。 |
![]() まだ空席も目立つ三段目の取り組みですが、アナウンスでの 四股名紹介に俄然館内が沸きました。『右肩上り』。ハッキリ言って、 「何じゃいなその四股名は」と、場所前、テレビのニュースで初めて 『珍名報道』を聞いた時は思いましたが、本人も苦笑いをしたとか。 この画像、確か右側の力士が右肩上りだったと思うのですが、 どうも記憶がハッキリしていない様で、申し訳ありません。 |
![]() 十両土俵入りです。先頭で登場したのは、返り十両の北桜です。 37歳の大ベテラン。館内から盛んに声援が飛んでいましたが、 成績は既に7敗と、あとが無くなっていました。拡大版はこちら。 |
![]() 堂々たる勝ち方をしたのは、元関脇・若の里。ケガで十両に 落ちていたこの場所、見事14勝1敗で十両優勝。惜しくも把瑠都 以来の全勝優勝は成りませんでしたが、御年33歳。まだまだ 十両では段違いの強さがある事を実証したのでした。次の秋場所 では文句なしの再入幕。再び上位で頑張れ! |
![]() 西方、幕の内土俵入りです。中央の一つ右側にいる玉鷲を別と しますと、比較的ベテランが顔を揃えているこちら側の土俵入り。 中でも右から3番目に写る出島には、多大な声援が送られていま した。あの10年前の時に負けない位の・・・・・。拡大版はこちら |
![]() 土俵を廻る4大関。この日は、日馬富士以外の大関全員が、 西方でした。しんがりを務めた琴欧洲と、3人目の琴光喜の 『佐渡コンビ』が、この場所大ブレークしていました。 |
![]() 東方幕の内土俵入りです。こちらでは、鶴竜、稀勢の里、阿覧、 把瑠都(いずれも左から)といった、これからが期待される 若手勢が顔を揃えていました。拡大版はこちら。 |
![]() 横綱・朝青龍土俵入りです。全盛期をよく知る者にとっては、 ここ最近の朝青龍は物足りない限りでした。この日も目下 連敗中という状態。何とかもう一度、白鵬との相星決戦を 見たいと願うファンは、私一人ではないはずです。 |
![]() 雲竜型のせり上り。やはり何度見ても、この型はいいものです。 思い出すのは平成17年。あの7連覇を成し遂げた年の絶頂期の 朝青龍土俵入りをこの愛知県体育館で撮り、それが翌年12月に 行われた、鹿児島県徳之島巡業のチラシの写真として 使われた事です。本当に光栄でしたね。拡大版はこちら。 |
![]() 横綱・白鵬土俵入り。あの新横綱の場所から、早3年目となりま した。実力下降気味の朝青龍に代わって、今ではすっかり第一 人者となりましたね。朝青龍より身長があり、何より化粧廻しが 程よく長い分、白鵬の土俵入りの方が、堂々として見えます。 それにしても、独特の風格が漂いますね。拡大版はこちら |
![]() 不知火型のせり上り。シャッターのタイミングはバッチリだった のですが、少々画質はブレました。しかし画像はブレても、 白鵬の相撲に一切のブレはありません。拡大版はこちら |
![]() 白鵬の土俵入りで特徴的なのが、この四股を踏む前、少し膝を 曲げて、『貯め』のポーズを取る事です。双葉山を模したという 事ですが、どうもこのクッと一瞬膝を曲げる動作は、女性的な 動きにも映ると感じるのは、私一人でしょうか? |
![]() さて、ここで一旦休憩して、売店タイム。左側に相撲人形が 沢山売られていますが、何回かお土産に買った事があります。 |
![]() 中入り後、最初の一番は、館内が大きく沸く一番でした。進退が 懸かっていた出島です。土俵上、決死の覚悟でちりを切る出島。 私の中でも、「例え今場所の危機を乗り越えたとしても、次に本場 所を観戦する来年春場所までには引退しているだろう。」という思い になっていました。従って、生で出島を見るのはこれが最後。私は しかと目に焼き付けようと思いました。今でも大関というイメージが 残っている出島。長く平幕で取る様になっても、心はいつも、 『力のもののふ』だったのでしょうね。拡大版はこちら。 |
![]() 塩を撒く出島。結局この力士も、最後まで本名で取った一人と なった分けですが、それにしても最高の本名だったと思います。 『出島武春』、4文字全てが実に理に適っていました。『出』は 出る相撲 『島』は崩れない安定したイメージ 『武』は 武蔵川部屋の力士≠サして『春』は我が世の春=E・・・・。 これほど、相撲のタイプから所属部屋から縁起の良さまでを、 生まれ持っての本名だけで表せた力士は、少ないのではない でしょうか?今後も是非、後進の育成に期待したいです。 |
![]() さて、この日の相手は春日王でした。組んで寄られるも粘りを 見せ、最後まで攻めの執念も見せたのですが、及びませんでした。 |
![]() 時天空が引き落として勝った一番。相手は若荒雄です。 新入幕相手に、格の違いを見せ付けました。 |
![]() おっと!不覚にも手を付いてしまったのは霜鳥です。 勝ったのは引き足の速い豪風。 |
![]() ブレた画像ですが、これは栃乃洋と嘉風の一番。ベテラン 栃乃洋の勝利です。ライバル出島に引退されましたが、気落ち せずにまだまだ頑張って欲しいです。一方、嘉風は上位定着の 気配も見せかけていましたが、また下位に落ちてしまいました。 |
![]() さあ、館内どよめく中登場してきたのは、“見れば分かる”No.1、 山本山です。幕内4場所目。当代一の重戦車の存在は、今や ファンによく認知されるところとなりました。成績は地味ですが、この 先、どこかで大ブレークして上位に進出してくれれば、好カードが 増える事間違い無し!となるはずでしたが・・・・。拡大版はこちら。 |
![]() あらら、この日は実力者玉乃島に敗れてゴロリ。しかもこの翌日の 一番でケガして途中休場。秋場所は十両に落ちてしまいました。幕内 の顔になりかけていただけに、残念な陥落です。拡大版はこちら。 |
![]() 塩を待つ琴光喜ですが、本当に気合い十分の表情です。地元の 声援を、絶対に力に変えるんだという、決意と自信に溢れています。 これは一つ、いいところを見せてくれそうですね。精神的に強くなり、 充実し切っています。絵にしたくなる様な立ち姿。拡大版はこちら。 |
![]() この日の対戦相手は、これまた好調の大物、把瑠都。注目株が 相手だけに、一層気合いが引き立ちます。ご覧下さい、この厳しい 表情。これだけの強気な表情は、かつては御当所ではなかなか 出来なかったものです。拡大版はこちら。 |
![]() さて、千代大海の対戦相手は、『平成の不沈盤』白鵬。横綱 昇進後の白鵬にも2回勝っている千代大海ですが、今ではもう 勝ち目無し。簡単に捕まえられて、寄り切られました。東の横綱 白鵬はとにかく磐石です。非の打ち所が無いほど安定しており、 特にそのどっしりとした下半身は、乱れる事がありません。この先、 どこまで時代を作り続け、記録を伸ばし続けるのか・・・・・? |
![]() 平成21年名古屋場所十日目、結びの一番。横綱・朝青龍土俵上で す。懸賞垂れ幕が回り、土俵が掃き清められる中、塩を撒く朝青龍。 それにしても、今年に入り、初場所こそ館内の空気を独り占めにして 復活優勝を果たしたものの、その後は影が薄くなっている事は否め ません。夏場所は琴欧洲戦、そしてこの名古屋では日馬富士戦で 魅せ場≠ヘ作ってくれるのですが、最後は何とも寂しい終わり方を します。出場停止を別とすれば休場も歴代では少なく、長寿になり つつある横綱・朝青龍。白鵬の足音がヒタヒタと迫る今、『栄光よ、 もう一度』の気持ちで、圧勝・圧倒の土俵を見せて欲しいものです。 何といってもこの力士は、館内の空気を『引き付ける強さ』では、 郡を抜いているのですから。拡大版はこちら。 |
![]() よもやの十日目に勝ち越しをかける展開になっていた朝青龍 ですが、同郷の後輩で、売出し中の鶴竜を四つんばいに。勝利 を収めました。しかし、内容は往年の威圧感に満ち満ちた強さ には程遠いもので、今一度、威厳たっぷりの相撲を見たいです。 |
![]() 男女ノ里の弓取りです。今まで撮影した弓取りの中で、一番 きれいに撮れたと思います。何といってもこの時間帯には帰る お客が多いため、席を立った人の頭が邪魔になって、うまく 撮れない事が多かったのです。拡大版はこちら。 |
以上、平成21年名古屋場所の観戦記でした。
今回の観戦で最も印象に残ったのは、やはり結果的に、元大関・出島の引退僅か1日前の相撲を生で見た事でしょう。
私は平成19年春場所の、やはり十日目を観戦した時にも、結果的に、大関・栃東の現役最後の1日前の相撲にして、最後の白星を見届けたという事がありました。この様な体験を2回もするという事には、何か数奇な巡り合わせを感じます。そして出島なのですが、本人も記者会見の中で語っていた通り、あの優勝した思い出の名古屋で引退となったのは、非常に良かったと思います。そして、丁度10年というきれいな区切りで引退するのも、何だか出島らしいなと感じます。本当にお疲れさまでした。
今年の名古屋は、席は比較的いい位置を取れたので、土俵入りのショットは狙いやすかったです。既に朝青龍が晩年期に差し掛かっている様に思われますが、来年の名古屋も、ぜひ2横綱(出来ればそれ以上)が土俵に上がる様に、祈りたいです。
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