東 方 |
西 方 |
![]() 中入り後、最初の取り組みです。『前半戦人気の主』北桜が登場 してきました。あの、名物である最後の塩まきのポーズをカメラに 収めようとしたのですが、今回は角度的にも苦しく、結局、何枚も 北桜を撮った中で、辛うじてマシだったのはこの一枚だけとなって しまいました。北桜はこの場所、5勝10敗と大きく負け越し。 もう幕内に定着するかと期待していたのが、またも十両落ちとなって しまいました。しかし、それでも3勝10敗から最後2連勝という締め くくりは立派で、あの14日目、嘉風に勝った時に、熱くなったあまり 相手に声を出して健闘を称えていた場面は忘れられません。 |
![]() こちらは武雄山。ご当所出身で、琴光喜と並んで人気が高かった 力士です。この場所はここまで1勝8敗と苦戦していました。この ところも、十両との往復になりがちです。思えば武雄山も、幕内デ ビューはなかなか派手なものでした。新入幕で10勝の敢闘賞。 そして入幕二場所目には、14日目に、11勝2敗のご当所大関 候補、関脇・琴光喜を破って気を吐き、自身11勝4敗で2場所連続 二桁の星、再度の敢闘賞に輝きました。この時点では、武蔵川勢 からまた強力な上位キラーが出たと思ったものでしたが、その後の 苦戦ぶりは予想のつかない事でした。拡大版はこちら。 |
![]() さて、この場所、何故か絶好調の玉春日が土俵に上がりました。 相手は苦労人、栃乃花。ともに新入幕は先ほどの武雄山と同じく、 二桁勝って敢闘賞。栃乃花は2大関を破って12勝という派手な活躍で、 玉春日も12日目で10勝目に到達して、優勝争いに顔を出しました。 その両者、特に玉春日の充実ぶりが目を引きました。34歳の大ベテラン にして、すばらしい快進撃です。拡大版はこちら。 |
![]() 立ち合いです。この体勢で、玉春日に勝負あったと言えますね。 とにかく低い。頭を付けているし、まわしの位置が違います。 やはり押し相撲は、立ち合いの低さが勝負になりますからね。 いい前傾姿勢で当たれたなと思いました。 |
![]() 果たして玉春日、完勝して勝ち名乗り。ベテラン風格が漂っています。 しかし好調さが物をいっていて、非常に充実した表情です。これで 9勝1敗。久々の、優勝争い参加です。それにしても、春場所も14日目 までに9勝を挙げ、千秋楽には敗れたものの、二桁に届く星を挙げたの には驚いた、と感想を述べていました。そして一場所置いた今場所、 何と千秋楽で自己最高の11勝。そして記録的な間隔を置いての 三賞再受賞。う〜ん、まさに奇跡。まだまだ花を咲かせるか? |
![]() 右側、そんきょするのは豊ノ島です。171cmの小兵の豊ノ島。 昨年九州場所で、前頭8枚目の高位置再入幕を果たして以降は、 ずっと負け越しが続いていました。何とか勝ち越して、再入幕当時の 番付を超えてほしいと願っていましたが、この場所は、先場所に続いて 見事勝ち越し。しかも幕内では自己最多の9勝を挙げ、翌場所の番付も 自己最高位を更新しました。この場所の豊ノ島は、特に序盤は成績 が鈍かったのですが、後半盛り返しました。これは小兵である事を 考えると、本当にすごい事だと思います。拡大版はこちら。 |
![]() 「えー、ただ今の一番は、北勝力に、髷をつかむ反則がありましたので、 十文字の勝ちと決定いたします。」放駒審判部長の説明に、館内は 「エー!」と大反響。「あぁ、そういう事だったのか。」という声も聞こえ ました。やはりスローVTRが無いと、その辺の微妙な動きは分からない ですね。特に土俵からある程度以上離れた席で観戦している人は、一瞬 髷をつかむ動きがあっても、それはなかなか見えないものです。 |
![]() このショットは、土俵下の審判の内の3人を写したものです。右から、 君ヶ浜(元北瀬海)、粂川(元琴稲妻)、そして背中が桐山(元黒瀬川) の各審判ですが、何と言うか・・・・・、みなさん、かなり『頭上照明』 が光っているのではありませんか???拡大版はこちら。 |
![]() 力の入った一番を展開させていたこの両者は、モンゴルの先輩後輩、 旭天鵬−安馬です。頭を肩に付けて食い下がる小兵の安馬、しかし 旭天鵬は右の上手をガッチリ引いて、余裕の表情に見えます。 この後、右上手投げで旭天鵬が勝ちました。 |
![]() 土俵下、ともにエンジ色の廻しの力士。左は、白露山に勝って土俵を 降りた旭鷲山。ベテラン、勝つには勝ったのですが、10日目でやっと 初日とあって、渋い表情です。対しまして右側、若手の稀勢の里は、正 に「よーし、やってやるぞ!」と、気合十分の表情で、これから土俵に 上がります。両者の好対照な表情が面白いですね。拡大版はこちら。 |
![]() 土俵上そんきょする琴光喜。対戦相手は、今では『ブログ力士』という より、『元祖ブログ力士』というのが正確と思われる、普天王です。 昨年の分を取り返そうと思っていたのか、大変集中している表情です。 それにしても、改めて、地元での人気はスゴイものがありますね。 |
![]() この日の相撲、完勝でした。立ち合いバチーンと当たって、腰の重い 普天王を一気に寄り立て、力強く寄り切りました。堂々の電車道相撲。 館内ヤンヤの喝采でした。こういう相撲を毎日取っていれば、少なくとも 8勝7敗なんて事はないと思うのですが・・・・・。勝ち名乗りを受ける表情 にも、まだまだ気合いの余韻が感じられ、非常に凛々しい、 いい表情をしていました。拡大版はこちら。 |
![]() 大相撲名古屋場所10日目、いよいよ大関が登場してきました。 それも、いきなりの大関対決。新鋭大関の琴欧州に、最古参大関に して、在位数歴代単独2位となった、千代大海です。琴欧州は背中 しか見えませんが、ケガを意識して、どこか不安気な表情でいる事 は、十分伝わってきました。それに対して、老練千代大海のほうは 気合い十分。あの『闘魂』大関が完全復活したかと思われるような 顔つきで、こちらのほうが、挑戦者に見えました。拡大版はこちら。 |
![]() 気合い十分に塩をまく千代大海。あの、平成14年の名古屋を彷彿と させる様な、充実した表情を見せていました。ここまでいい顔をしている 大関を見るのも、久しぶりのような気がしました。この時点で8勝1敗。 5日目、垣添に不覚を喫したのみの、内容的にもなかなかいい勝ち越し を果たしていました。『最近、顔つきが優しくなった』と評されるように なってから、既に久しい千代大海。今一度の『ヒールキャラ』再来を 期待したものです。拡大版はこちら。 |
![]() 注目の大一番、立ち合い当たりました。白鵬が組み勝っているかとも 思いましたが、把瑠都も決して簡単には相手に取らせません。先場所 より少し長い相撲だったのでは?前日、2敗目を喫し、窮地に追い込ま れたという白鵬の状況も然ることながら、把瑠都の地力アップも堂々 測られたという一番に、なったのではないでしょうか?拡大版はこちら。 |
![]() しかし、結局最後は白鵬が力の差を見せ付けて寄り倒し。 自身も一緒に倒れ込むところに、把瑠都が難敵になりつつある事が 窺えました。とにもかくにも、渾身の相撲で2敗を死守。このまま 千秋楽まで守り抜き、朝青龍にも大相撲の末勝って、横綱昇進は まず間違いないだろうと、確信したものですが・・・・・。 |
![]() この日2度目の、大関対決を迎えました。東に栃東。西に魁皇です。 栃東はこの場所休場明けで角番でしたが、見事中日に勝ち越して いました。同じく先場所休場した朝青龍ともども、最後まで優勝争いを 引っ張る要の存在として、注目をしていたものでした。そして相手の 魁皇は、春場所千秋楽で角番を脱した後、どっこいどっこい。栃東にも 過去には圧倒的に分が良かったのですが、最近は千代大海戦と共に、 連勝する事は出来なくなってきました。それでも魁皇はここまで 6勝だっただけに、何とか勝ち越しに王手をかけたいところでした。 |
![]() いざ対戦。魁皇得意の右の上手を取ったとあっては、もう鬼に金棒。 ゴロンと豪快に投げ崩しました。画像はその、上手投げを打たんとする 瞬間です。栃東は左足を何とか運んで残そうとしていますが、及びません でした。これで栃東は勝ち越した後、連敗。ここまでは、大して気にはなり ませんでしたが、まさか過去見た記憶が無い、8連勝の後7連敗という、 洒落でしか登場しない筈の星勘定になろうとは・・・・・。拡大版はこちら。 |
![]() 名古屋場所10日目、結びの一番を迎えました。この日一番の 好取組でもある、朝青龍−雅山戦です。前場所休場していた横綱と、 その場所14勝で優勝同点だった雅山。果たしてどんな相撲になる のか楽しみなところでしたが、先場所横綱が出場していたならば、 この両者の対戦はもっと面白いものになっていただろうと思います。 雅山も過去、1度だけですが、横綱の朝青龍に勝っていますし・・・・。 それにしても、休場明けながらこの充実振りの横綱も、本当に見事と しか言い様がありません。元より休場が少ないのが特徴で、それ自体 立派な横綱ですが、万が一休場しても、明けの場所は一発で復活を 果たす、このあたりの瞬発力≠ノも脱帽です。拡大版はこちら。 |
![]() チリを切る雅山。惜しむらくは、今場所も雅山がここまで全勝か一敗で きている事です。5勝4敗と、鈍い星数で来ていただけに、多少興奮度は 減るのでは?という気がしないでもなかったですが、そういえば雅山は 2年前のこの名古屋で、同じ10日目、横綱と9連勝同士で対戦した事が ありました。その時は横綱に完敗し、しかしその翌場所、土を付けたの でした。だから、何が起こるか分からないぞ、とは思っていましたが・・・・。 |
![]() それにしても、勝負や昇進の行方とは別に、一つ気になった事があり ました。これは前からそうなのですけど、この日、改めて生で観戦して みて、極端に目立ったので書いておきます。雅山の仕切りの早さです。 あまりにもマイペースに、先々仕切りを進め過ぎていると思うのです。 この画像と、次の画像とをご覧になるとお分かりになれるでしょうが、 特にこの画像では、横綱がまだチリを切り終わっていないのに、雅山は 「勝手にやっとれ。」とばかりに、サッサと塩に戻っています。これは ちょっと感心出来かねると思いましたね。やはりもっと対戦相手にも 合わせて、二人の呼吸で仕切らないと、『礼に始まり礼に終わる』の精神 にも反する気がします。横綱も決して仕切りが遅過ぎるわけでは なく、これだと何か横綱が無視≠ウれている画にさえ映ります。 |
![]() これも、横綱が顔を上げた時には、雅山はもういません。まともに 横綱に尻を向けている様に見えます。あまりのチャカチャカした仕切り ぶりに、館内からも笑いが度々起こっていました。個人個人クセがある のは分かりますが、そこは大相撲。あまりこんな、初っ切りとしか言い様 のないような光景が展開されるのは、見ていていかがなものかと 思います。ぜひ改善されて欲しいですね。拡大版はこちら。 |
以上、平成18年大相撲名古屋場所のレポートでした。
今回は、自分としては大いに不本意な出来で、正直、公開するべきか否か、迷いました。迷った時間が長かったため、公開が遅れたとも言えます。
では何が悪かったのかと言えば、何枚かは良いと思えたものもありましたが、全体的に撮影の出来が悪かったのです。まあ所詮は素人ではありますが、それにしてももうちょっと落ち着いて、しっかりピントの合った画像を撮れれば・・・・・、と、今でも思っています。次回観戦の時は頑張りたいですね。
さて、この場所、私は本当は千秋楽に観戦に行く計画でした。春場所終了直後にその旨を何ヶ所かの掲示板で伝えていた事もあり、名古屋も千秋楽観戦が約束か、とも感じていたのですが、油断というかミスというか、チケットを買う時期が遅れてしまい、そのため平日分の席しか空いていないと言われたのです。流石に告げられた瞬間は「ガーン!」としてヘコみましたが、仕方が無いので、平日で行ける3日目と10日目の内、終盤に近い10日目の分を予約したのでした。結果は、優勝が14日目に決まったこともあり、10日目の観戦で良かったと思います。好取組も沢山ありましたし、上位陣も元気な相撲で館内が沸いていましたので、まあ楽しめたかな?と・・・・・。
次は来年の春場所になる事と思いますが、その頃はきっと、白鵬は横綱何場所目かになっているでしょう。また千秋楽に行って、東西横綱の結びの一番を観て参りたいと思います。
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