![平成18年大相撲春場所 千秋楽[前編]](18harubasho-zenpen.gif)
東 方 |
西 方 |
![]() 平成18年大相撲春場所。今年も地元場所を観戦に行きましたが、 初の千秋楽観戦。わくわくしながら、先ずは初日と千秋楽にしか 見られない協会御挨拶を、じっくり堪能しました。北の湖理事長の あいさつ。そして厳粛な表情で土俵上に立つ役力士陣・・・・・。独特の 風格と重みを感じました。これも一つの、大相撲観戦の醍醐味ですね。 拡大版画像はこちらから。 |
![]() こちらはあいさつ終了後、一同が土俵周囲の各方向を向いて一礼を している時です。私の席からは、左の画像の向きでしか見ることが 出来なかったのですが、東方向を向いたこの瞬間は、一同の姿を 正面から捕らえることが出来ました。協会ご挨拶では、最後にまず正面 に向かって一礼。その後、東方→向正面→西方と向き(=時計方向)、 最後にもう一度正面に向かって一礼をします。やはり正面というのは、 最大の敬意を払うべき方向となるのでしょうね。 |
![]() さて、協会御挨拶の後の最初の取り組みは、注目している大雷童 です。この力士は顔も印象強いし、四股名がいいですよね。 『雷』と『童』は、何とも対照的な様な気がするのですが、大雷童の 場合は、相撲は激しい気迫相撲で『雷』のイメージ、一方、顔は ぽっちゃりした童顔で、ゆえに『童』でしょうか。一つの四股名に、 うまく特徴が凝縮されているのは面白いです。ちなみに『雷』の付く 四股名の力士といえば、かつて鬼雷砲という力士がいました。この 力士の場合は、前名が浜千鳥で、優しそうなイメージの四股名 から一転、見るからに恐そうな四股名となり、そのあまりの 好対照が、話題となっていました。 |
![]() グッと真一文字に口を結んで、気合を入れる大雷童。この位置の席は、 基本的に東方の力士が背中しか見えない反面、塩を取りにきて向き直 る瞬間、テレビカメラでは後姿になって写らない表情を垣間見ることが 出来るのが、面白いと思います。この日の対戦相手は、私と同い年の 光法です。同い年の力士としては、ほかに光法と生年月日が全く同じ、 五城楼という苦労人力士がいましたが、引退してしまいました。 さてこの一番、結局大雷童は敗れ、6勝9敗の負け越しに終わり ました。拡大版画像はこちらから。 |
![]() さて、代わる土俵は大真鶴(向こう)と、御当所力士、声援が大きかった 泉州山との対戦です。大真鶴は、春場所西十両2枚目で8勝7敗、 場所後に公開した夏場所予想番付では、新入幕として昇進させました。 大勝ちこそしないものの、十両上位で勝ち越しを続けた大真鶴は、 地力を付けてきたと思います。拡大版画像はこちらから。 |
![]() 制限時間一杯、斜め上に向けて、『ウオー』と大きく両手を広げ、 深呼吸をする泉州山です。なかなかいいショットを撮れたと思いまし たが、勝負は敗れ、7勝8敗と惜しくも負け越しました。一方勝った 大真鶴はこの一番で勝ち越しとなり、明暗を分けました。両者 勝ち越しのかかった一番でした。拡大版画像はこちらから。 |
![]() 千秋楽では、幕内土俵入りの前に、十両以下各段の優勝力士表彰が 行われます。ここで決定戦がある場合はそれも行われるのですが、 この春場所では、ありませんでした。しかしその代わりに、43年ぶり というスゴイ記録が誕生しました。十両の全勝優勝です。現在辛口 解説で鳴らす北の富士以来という快挙。成し遂げたのは、エストニア 出身の把瑠都です。画像は表彰状を受ける把瑠都ですが、正に 末恐ろしい存在。それにしても、相撲史に残る十両優勝表彰式に 居合わせることが出来ました。十両優勝でも、「成績は○勝○敗で あります。」とアナウンスされればいいのですけどね。そしたら この時は盛り上がったでしょう。 |
![]() 表彰状を受け取り、土俵を降りる把瑠都です。この表彰でも背中しか 写せないために、こちらを向いた瞬間を何とか撮りました。 ところで左の画像ともども、分かりにくいと思いますが、各段優勝表彰 では、一人が土俵上にいる間、ほかの力士は蹲踞して待機している のです。その場面がもっと分かるような画像を撮ればよかったですね。 次に千秋楽観戦をした時は撮ってきます。拡大版画像はこちらから。 |
![]() 話題の力士勢が、正面を向いています。一番真正面にいるのは、 豪風ですね。そして人気の高見盛は、土俵入りの段階で既に ロボコップ&\情です。この画像は、ちょうど大関・魁皇が土俵に 上がった瞬間で、それこそ九州場所かと思うほどの、割れんばかりの 拍手が館内に響き渡っていました。私もこの時ばかりは思いました。 「もしかしたら、この姿を見るのは今日が最後かも」と。 |
![]() しんがりの大関・栃東が上がり、全員が土俵内側を向いた瞬間。 中央の3大関、魁皇は覚悟を決めたような表情。琴欧州はどこか 痛々しげな表情に見えます。多分膝の痛みをこらえていたのでしょう。 そして千代大海も含めた4大関の中で、ただ一人元気な栃東は、 横綱戦に向けて今から闘志を燃やしている表情をしています。豪華 3大関の並びでも、これほどそれぞれの心境が如実に表情に出て いるのは珍しいのではないでしょうか?拡大版画像はこちらから。 |
![]() 横綱・朝青龍土俵入りです。横からの撮影の中、この一枚だけが、 何とかほぼまともに顔が写っていますが、撮影後、すぐにデジカメの ズームを効かせて画像を見た時、「うーん・・・・」と唸ってしまいました。 何故なら、どうも横綱の表情が、本来のような闘志に欠ける、やや 大人しそうなものに見えたからです。あの、鬼神のような阿修羅の形相 を見慣れている私にとっては、なんか「あれ?」という表情に思えた のです。「あまり燃えていないのだろうか・・・・・?」内心、ちょっと 不安に思わずにはいられませんでした。拡大版はこちらから。 |
![]() こちらも横綱土俵入りで、せり上がりの様子です。この時の横顔も、 何となくですが、淡白な表情に見えてしまいました。本人も内心首を かしげているのでは?と思うような・・・・・。全体的に、表情の線が細い ように感じられました。思えばあの白鵬戦の負け方は、『らしくない』 ものだったし、魁皇戦で勝った時も変にコケていて、やはりどこか 本調子でないものがあったのではないでしょうか?それでも横綱と しての成績は挙げるのですから、さすが朝青龍です。 |
![]() 高見盛、勝ちました。「うおっしゃ!」という雄叫びが聞こえてきそうな 後ろ姿です。顔が気合でパンパンに張っているのが、背中からでも 分かる様な気がします。前日まで5連敗中だっただけに、なおさらで しょうね。一方、敗れた武雄山も、「あーっ!」という悔しい気持ちが、 後ろ姿からよく伝わってくるような、そんな感じに見えます。 |
![]() 東方力士は、苦労人栃乃花です。土俵上、闘志をギュッと秘めた 表情になっています。対戦相手は嘉風。そしてその嘉風に力水を 付けようとしているのが、気合男、北桜です。出番待ちだった北桜は、 既にこの時に気合がこもっている様に見えます。 拡大版画像はこちらから。 |
![]() さあ、館内が再び大いに盛り上がっているのは、北桜が土俵上で、 しかも最後の塩だからです。水戸泉張りの塩まきから、膝を曲げて 撒いた塩を見つめ、ポンと廻しを叩くポーズに変わったのは初場所 あたりからでしょうか。ピンボケになりましたが、表情は十分ご覧 いただけると思います。なお、相手は終盤になってようやく 連勝してきた、十文字です。 |
![]() これは勝負が終わったところで、北桜、この一番に勝ち越しが懸かって いたのですが、残念ながら負け越してしまいました。初日から3連勝し、 初場所に続いて二桁に王手をかけるかと思われながら、終盤3連敗で 8敗。因みに先場所も9勝3敗から3連敗して、敢闘賞を逃しました。 もし初場所敢闘賞を受賞していれば、初土俵から丸19年での初三賞は 史上一位のスロー初受賞という記録になっていただけに、実に惜しい 敗戦だったと今でも思います。あの初場所千秋楽、見るからにカタくなっ ていましたよね。この日も勝越しを意識してか、変に止まってしまうよう な、いわゆる大事に取り過ぎる内容だったと思います。夏場所、この 力士も大いに応援したいと思います。ファンサービスの姿勢はピカ一 ですし。それにしても、大ベテランで、三賞を逃すと言えば、思い出す のは平成14年春場所の大善ですね。あの時は終盤ずうっと連勝して きて、千秋楽に敗れてしまったのでした。拡大版画像はこちらから。 |
![]() この力士も、今となっては頑張る大ベテランとして密かに注目株に なっています。皇司です。35歳、学生相撲出身なので土俵年齢は さほどでもないのですが、地味ながらしぶとく幕に戻ってきていました。 この場所、序盤は3勝2敗と白星先行、久しぶりの勝ち越しも 夢ではないと思いましたが、その後は1勝しか出来ないまま、 10敗で千秋楽を迎えました。来場所はまた十両です。 |
![]() 皇司の取り組み中のショットです。相手は若手、朝赤龍で、左からの のど輪を必死に堪えています。結局勝ったのは朝赤龍で、皇司は 4勝11敗。一方の朝赤龍は、4連勝で10勝5敗と二桁の星。2年前の 春場所とまではいきませんが、好調でした。拡大版画像はこちらから。 |
![]() さてさて、こちらも定番=B私の、『顔が好きな力士ナンバーワン』 垣添です。この日もまた、ご覧のとおりの、気合ムキ出しの表情を 収めることが出来ました。何かこう、ヤンチャ盛りを連想させるような この表情は、いつ見ても好感が持てます。拡大版画像はこちらから。 |
![]() この日は白露山との一番でした。立ち合い、いつものようにきれいに 両手を付いての仕切り。勝負も勝って9勝6敗。好成績を収めました。 |
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